東北のカーボンニュートラル実現を目指し農業でのカイゼン活動を開始

公開日2025.05.08
ニュースリリース環境・社会貢献

 トヨタ自動車東日本株式会社(本社:宮城県黒川郡大衡村中央平1番地 取締役社長:石川 洋之)は、3月27日、株式会社フェイガー(本社:東京都港区代表取締役:石崎貴紘)と東北における農業のサステナビリティ向上と、農業と連携したカーボンニュートラル実現に向けて協業する覚書を締結し、取り組みを開始したことをお知らせいたします。

 トヨタ自動車東日本株式会社(以下、TMEJ)は「一過性のものではなく、東北に根を張り、雇用を生み出して地域に貢献すること。そして、東北の皆様と一緒に、クルマづくりを通じて東北の未来を創りたい」という想いで2012年7月に設立され、会社設立以降、地域の皆さまと一体となった活動をしてまいりました。

 農業分野において脱炭素化の推進と、すべてのステークホルダーに公平な還元が行われる社会の実現を目指す株式会社フェイガー(以下、フェイガー)の取組みに共感し、3月27日に協業の覚書を締結しました。

 「誰かの仕事を楽にする」というトヨタ生産方式の考え方を用いて、農業生産者の収益向上につながるカーボンクレジット創出現場におけるカイゼン活動を共に始めました。2年間の協業期間の中で、東北の脱炭素型農業の推進に向けて生産性向上や効率化だけではなく作業姿勢の改善など「仕事が楽に」なるような取り組みを行います。

 今後はフェイガーと共に、農業由来カーボンクレジットと農産品の地産地消の拡大・普及に取り組んでいく計画です。 TMEJは地域、行政と連携し脱炭素社会の実現に貢献、環境に優しい車を世界に向けてお届けしていきます。


【 フェイガーの概要 】
 2022年7月に設立。持続可能な農業を目指し、カーボンクレジットの生成と販売を通じて「環境価値市場の創出」と「持続的な農業体系の構築」に取り組む。農家と協力して脱炭素農法によるクレジットを創出し、作り手として企業へ質の高いクレジットを提供している。

参考)フェイガ―HP:農業由来クレジット生成の取り組み規模とエリアについて
https://faeger.company/for_company/#section02

【 東北でのカーボンニュートラル実現に向けた取り組み 】

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