PRODUCT STORY

東北の復興を支えるコンパクトカーが
できるまでのプロダクトストーリー

YARIS

これまでの
コンパクトカーの既成概念を壊す
新時代コンパクト ヤリス

’’もっといいクルマづくりの原点は、コンパクトカーにあり’’という信念のもとヤリスの開発は進められた。
ヤリスは、Toyota Compact Car Company初の新型車である記念すべきクルマだ。
「ものづくりを通じて、オールトヨタで東北の復興・地域の活性化に貢献する」この使命を背負ったヤリスには、
多くの人達の様々な想いが込められている。そんなヤリスの開発物語を紹介する。

1
新プラットフォームが実現した
新しい“コンパクト’’のカタチ。

  • ヤリスは、運転のしやすさ、優れた操縦安定性を徹底的に追求し、骨格から見直した全く新しいコンパクトカーだ。コンパクトカー向けに新開発されたTNGAプラットフォームをトヨタ初採用した。
    その軽量でありながら高い剛性を備えたボディを実現するには、いくつものチャレンジがあった。
    第2ボデー設計部の渡邊秀太は、外板の薄板化と高強度材を採用したボデー設計にチャレンジし、安全と軽量化の両立を目指した。さらに主要骨格を連結させることでクラストップレベルの高剛性にも取り組んだ。
    渡邊は「走り・燃費・安全性を向上させた軽量高剛性ボデーを実現できました!生産技術や生産メンバーと一丸となって、課題に取り組めて本当にありがたいです」と周囲への感謝を語った。

  • YARIS コンパクト

2
東北のお客様に届けたい。
新開発E-Fourアンダーボデー

  • ヤリスには、トヨタコンパクトカーのハイブリッド車で初となるE-Four(電気式4WDシステム)が搭載された。
    降雪時や降雨時でもお客様に安心してドライブを楽しんでいただきたい。その熱い想いでE-Four搭載に向け、リヤサスペンションのコンパクト化に取り組んだのは、第3ボデー設計部 安原重紀だ。
    まず、コンパクトカーの限られた床下スペース内で、多くの部品の配置を成立させること。そして、リヤサスペンションの強度・振動・騒音などの性能と生産性を両立させること。このチャレンジに社内関係部署が一丸となって取り組み、E-Four搭載が実現した。
    「東北の街を走るE-Fourヤリスを見るのが楽しみです」と安原は笑顔で語った。

  • YARIS アンダーボデー

3
一致団結して取り組んだ
こだわりのツートーン

  • 「洗練されたツートーンカラーでお客様に喜んでいただきたい」と目を輝かせるのは、生産技術のものづくり塗装研鑽部 小泉和也。デザイン部がお客様のためにこだわった’’後方斜めに真っすぐかけあがっていくツートーンのライン’’を実現させるため、開発・生産技術・生産が一体となりチャレンジ。新用具・工程をつくり上げて、洗練されたツートーンデザインが実現した。小泉は「妥協することなくデザインを追求し、お客様により洗練されたヤリスをお届けすることができて嬉しいです」と笑顔を見せた。
    岩手工場の塗装成形部 佐藤義伸も、「開発・生産技術・生産とONE TEAMでヤリスをつくりました。今後もお客様に喜ばれるクルマづくりのため、品質向上に努めます」と頼もしく語った。

  • YARIS ツートーン
集合写真
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