トヨタ自動車東日本株式会社


サステナビリティ
サステナビリティ

産学官連携への取り組み

line

共同研究の取り組み

当社は(国・地方公共団体の)行政機関や研究機関、教育機関、企業と連携し、当社の開発~生産現場における様々な領域の抱えるニーズ(課題や要望)と大学や企業の持つ知見や技術のシーズを融合し、共同研究開発を行っています。 車両開発における新しい技術の開発や、ものづくりの現場でのカイゼン効果にとどまらず、専門的、最先端の技術に触れ、新たな取り組みにチャレンジすることは、当社従業員の人材育成にもつながっています。

borderline

産学官連携への取り組み

line

共同研究の取り組み

当社は(国・地方公共団体の)行政機関や研究機関、教育機関、企業と連携し、当社の開発~生産現場における様々な領域の抱えるニーズ(課題や要望)と大学や企業の持つ知見や技術のシーズを融合し、共同研究開発を行っています。 車両開発における新しい技術の開発や、ものづくりの現場でのカイゼン効果にとどまらず、専門的、最先端の技術に触れ、新たな取り組みにチャレンジすることは、当社従業員の人材育成にもつながっています。

borderline

主な共同研究テーマ例

ものづくり技術

車両の生産に関わる共同研究・開発

ものづくり技術
ものづくり技術
  • 生産現場での物流支援(事例紹介)
  • 作業者の教育支援
  • 車両の品質確認
  • 生産設備補修の迅速な対応方法

車両開発技術

製品化につながる共同研究・開発

車両開発技術
車両開発技術
  • 車両の軽量化
  • クルマの燃費向上
  • 新たな機能、新たな意を持つ部品や材料
<事例紹介>

東北大学を中心とした次世代自動車産業創出の取り組みに参画し
IT融合EV物流システムと運行システムの工場内における実証を経て、実用化した事例です。

東北大学を中心とした次世代自動車産業創出の取り組みに参画し IT融合EV物流システムと運行システムの工場内における実証を経て、実用化した事例です。

共同研究先:東北大学
  • 自律制御:大学院情報科学研究科 田所諭教授、未来科学技術共同研究センター 大野和則准教授
  • リチウムイオン電池:未来科学技術共同研究センター 長谷川史彦センター長、同 松木英敏教授、同 白方雅人特任教授

共同研究テーマ:屋外無人搬送車の開発

1.現場の声(困りごと)

  • 「屋内物流に比べ、屋外物流の自動化が進んでいない(当社では保有技術無し)」
  • 「屋外軌線の埋設には費用が掛かり、コース変更も大変!」
  • 「納入された部品の置き場所が狭いため、小回りが利く機構でないと旋回できない」
  • 「重い電池の交換をやめられないか」

2.産学連携による共同研究開発

東北大学×トヨタ自動車東日本株式会社

東北大学×トヨタ自動車東日本株式会社

自動走行の自律制御技術
リチウムイオン電池の開発・製造技術

車両(操舵機構レス6輪駆動,車輪)技術
充電や電池保護回路などの運用技術

3.実用化

原価の低減だけでなく、暑い日、寒い日など運搬する人の作業環境改善にもつながっています

屋外無人搬送車(初代)
2015年~
屋外無人搬送車(初代)
屋外を軌道レスで走行できる東北大学の
自律制御技術と当社の車両製造技術により開発
 
屋外無人搬送車(2代目)
2017年~
屋外無人搬送車(2代目)
2代目は初代の技術を基に全て内製で開発。
更に、東北大学のリチウムイオン電池を利用した
自動充電システムを開発

原価の低減だけでなく、暑い日、寒い日など運搬する人の作業環境改善にもつながっています

屋外無人搬送車(初代)
2015年~
屋外無人搬送車(初代)
屋外を軌道レスで走行できる東北大学の
自律制御技術と当社の車両製造技術により開発
 
屋外無人搬送車(2代目)
2017年~
屋外無人搬送車(2代目)
2代目は初代の技術を基に全て内製で開発。
更に、東北大学のリチウムイオン電池を利用した自動充電システムを開発

共創研究所※について

「トヨタ自動車東日本×東北大学環境融和ものづくり共創研究所」は、東北における持続的で柔軟なものづくりの
実現を目的とし、2022年4月1日に設置をいたしました。本共創研究所では、環境や高齢化などの将来課題に対し、
産学に留まらず行政や地域とともに考え、循環型ものづくりを行うための基盤研究を行います。
その研究成果を元に、人や環境と調和したものづくり技術を社会実装することを目指します。
さらには、大学の部門、地域企業の業種を問わず、分野横断的な産学連携活動を通し、多様な人材や知見の柔軟な
交流を図り、将来のためのものづくりに関わる人材が育つ場として貢献して参ります。

「トヨタ自動車東日本×東北大学環境融和ものづくり共創研究所」は、東北における持続的で柔軟なものづくりの 実現を目的とし、2022年4月1日に設置をいたしました。本共創研究所では、環境や高齢化などの将来課題に対し、 産学に留まらず行政や地域とともに考え、循環型ものづくりを行うための基盤研究を行います。
その研究成果を元に、人や環境と調和したものづくり技術を社会実装することを目指します。
さらには、大学の部門、地域企業の業種を問わず、分野横断的な産学連携活動を通し、多様な人材や知見の柔軟な 交流を図り、将来のためのものづくりに関わる人材が育つ場として貢献して参ります。


共創研究所の概要
名称:トヨタ自動車東日本×東北大学環境融和ものづくり共創研究所
目的:東北の資源・エネルギーの活用による持続的で柔軟なものづくりの実現
活動内容:
 (1)省エネルギー
  自動車及び車両工場のカーボンニュートラルに関わる、機械の高効率・高信頼性技術
 (2)共生ロボット
  “ものづくり”や“人”と柔軟に共生し、人や生活の付加価値を向上させるロボティクス技術
 (3)資源活用・資源循環
  モノを資源として地域で循環するための材料抽出技術及び資源循環スキームの構築

(共創研究所とは)
大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを
可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成、および大学発ベンチャーとの連携をはじめとする
多様な連携を促進する制度

(共創研究所とは)
大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを 可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成、および大学発ベンチャーとの連携をはじめとする 多様な連携を促進する制度

共創研究所
共創研究所

共創研究所についてはこちら:http://www.tribo.mech.tohoku.ac.jp/toyota-ej/index.html
↑ このページのTOPへ