Toyota Woven CityにてInventor(インベンター)として実証実験開始 ~東富士工場のレガシーの中で、未来へ向けて挑戦~

公開日2025.09.26
ニュースリリースその他

 トヨタ自動車東日本株式会社(以下当社、本社:宮城県黒川郡大衡村中央平1番地、取締役社長:石川 洋之)は2025年9月25日にオフィシャルローンチを迎えたモビリティのテストコースである「Toyota Woven City」にInventorとして参画し、自律走行ロボットcocomo(ココモ)の実証実験を開始することをお知らせいたします。

 当社は「一過性ではなく、東北に根を張り、雇用を生み出して地域に貢献すること。そして、東北の皆様と一緒に、クルマづくりを通じて東北の未来を創りたい」という想いで2012年7月に設立され、会社設立以降、地域の皆さまと一緒に活動をしてまいりました。

 その取り組みの一つとして、東北地方では東日本大震災の大きな被害で住居等が高台に移転したことにより、ヒトやモノの移動課題が生じていることから、自治体と一緒に『東北モビリティ・プロジェクト』をスタートさせ、宮城県女川町でロボットcocomoの実証実験を始めました。
本業のものづくりで培った技術を活かし、今後は、Toyota Woven Cityにおいて、自律走行技術の開発をさらに進めるとともに、公道歩道での実証実験も地域と連携して実施しながら技術を鍛え、モノの移動価値を探索していきます。

<自律走行ロボットcocomo(ココモ)>
 cocomoは、地域に寄り添う『人にやさしいロボット』を目指しております。
衛星測位システムや障害物センサを使用し、指定した目的地まで安全に自律走行をしたり、人に追従して走行することが可能です。


<東富士工場のレガシーを残すToyota Woven City>
 Toyota Woven Cityは、2020年12月に閉鎖した当社東富士工場の跡地に建設されました。東富士工場は、1967年から半世紀以上にわたり国内のモータリゼーションの進展を支えた工場で、2本の生産ラインを持つフレキシブルな車両工場として、高級車からコンパクトカー、タクシーなどの商用車まで幅広い車種を手掛けました。
 
 東富士工場にあったプレス工場建屋は、Inventor Garage(インベンターガレージ)に生まれ変わり、製品・サービスの開発拠点として活用されます。私たちは、かつてクルマづくりをしていた東富士工場のレガシーを残すToyota Woven Cityで、モノの移動価値の実証という、未来に向けた挑戦をしていきます。

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